【アカハッククエ】⑤

ついに管轄の警察署へ。 などと、このタイミングで言うと、 「やっぱり==;」とかとんでもない勘違いされそうですが>< 担当の方の親切で、宿直の日なら24時間いつでも、ということで、助かりました。 これが「平日17時まで」とかだったら詰んでました。 はてさて、市民の味方の公権力というのは、市民の要請が正式にあってから動くのですね。 プロバイダや会社には守秘義務があるので、警察だけの意志ではログ照会ができないのです。 で、照会に関して、どのような正当性が必要かは、会社によってまちまちで、 小さな事務所とかだと、電話で簡単にOKとか、 NTTはとても話がはやいとか、 ISPだと一定の手続きが必要とか、 携帯系の会社だと、また管轄が違って面倒だとか、 具体的にどういうシステムになっているのか知らなかったので、なかなか面白く。 一番強力な正当性は市民の出す被害届なのですが、これはなかなか面倒なようです。 一方で、市民が「調査依頼」を出すことによって、 一定の範囲なら、企業へのアクセスログ照会の正当性を得ることもできるらしく。 こちらの方が動きが早かろうと、この線で行くことに。 まず、ガンホーさんに連絡してもらって、 ハッキングがあったと思われる時間帯に、 該当IDでログオンしたIPを提出するよう働きかけてもらい、 調査依頼で調査できる範囲で、ガンホーが不正アクセスを認めてくれれば、 めでたし、というわけです。 これなら、犯人捕まらなくても検挙率に響かないとか、そいう副作用もあるのかも。 ガンホーさんのヘルプディスク回答はなかなか役に立って、 これを印刷してもっていくと、かなり話が早い気配。 ガンホーさんの電話番号がぱっと出てこなくて苦労したものの、 (yahooの株取引サイトの会社概要にありますね) 来週頭にはガンホーさんに連絡してくれるとのこと。 さてさて、8割方片づいたのか、それとも戦いは始まったばかりなのか。 ちなみに、研修で出てくる「不正アクセス」の捜査事例って、以下のようなものらしく。 児童ポルノサイトを摘発して、そこに接続していたIPを割り出すと、 ネットカフェに辿り着いて、ネットカフェは会員制なので、アクセスした人間を特定できる ・・・な、なんか影鈴の把握している「不正アクセス防止法」と違う! (防止法が絡んでくるのは、たぶんログ提出の守秘義務のところでしょうね^^;) 児童ポルノ絡めておけば、なんでもOKってのはそうかもだけど、、 もっとおっきいヤマにも対抗していかないとなのだ。