【イタリア旅行9/9:イタリア航空軍事博物館】-iii- 星の彼方へ (Virtute Siderum Tenus)

続いて二次大戦期の機体がどっちゃりなハンガー。 結構な量になっちゃうので、一部のみ写真ぺたぺたすることにします。 なにやら綺麗な複葉機 フィアットのなにやら綺麗な複葉機。複葉機にしてはとても先進的なデザイン。 マッキMC200 比較的メジャーどころ(?)なMC200。 フィアットに較べるとやや無骨な、でもやっぱり妙にオシャレな機体。 各機体のそばには戦歴や当時の作戦中の写真とかもいっぱい飾ってあって、 なんか意外にも(失礼)結構まじめに戦っていたのねってな雰囲気。 もぅヘタリアだとか、スコッチのために戦うだとか言いません('-'* 写真はないですけど、フォルゴーレとか、その他のイタリア機見て 全体的に言えるのは、 決して強そうではないのだけど、 妙に芸術的な曲線を持つ綺麗な外見と、技術力を伺わせる安定感。 これが「技術のある国」なのだなーって思ってしまいます。 実機を見るとだいぶ感想が変わりますね。 影鈴とて、普段は疾風とか流星とかの「世界最高峰」で喜ぶ日本人なわけですけど、 実際はどんな気配だったのか、実機を見て感じてみたいところ。 日本にも博物館できないかなぁ。 独創的な3発機の群れ 大型機が並ぶハンガー。 イタリアの大型機は三発機が好きな気配ですね。なんともユニーク。 ムスタング イタリアマーク付きのムスタング。 ほら、やっぱりイタリア機を見たあとだと、ややアグリーに見えます。強そうですけどね^^; アメリカ機の中じゃ、むしろ流麗なデザインの方のはずなのだけど。 現代機のコーナー 最後のハンガーは冷戦期の機体たち。エリア88な雰囲気の顔ぶれたち。 このコ達見て初めて気づかされたのは、日本やドイツと違って、 戦勝国として戦争を終え、そして冷戦の最前線に立たされたイタリアは、 ジェット黎明期にも独自の機体を開発し続けて、航空先進国であり続けたのですね。 黎明期ゆえのデザインが自由な時代に、やはりイタリアのセンスが光っています。