【イタリア旅行9/9:イタリア航空軍事博物館】-i- 複葉機に会いに
ローマも6日目。実はこの旅で密かに目的としていたのは、
”「イタリア航空軍事博物館」に行こう!('◇'*) ”でした。
この博物館を影鈴が知ったのは、宮崎駿の飛行艇時代の巻末記事だったかな?
日本だと、マイナーどころか笑い話のネタ扱いみたいなイタリア軍だけど、
飛行機黎明期のカンブリア爆発みたいな時代、
木と布で出来たイタリア飛行機は確かに時代の雄だったのです。
意外な事実に気づかされたときから、
機会あれば、その冒険心溢れる先進的な手作り飛行機達を見に行こうと目論んでいたのでした。
古代ローマ-中世キリスト教文化-ルネッサンスの天才達-国民国家の夢-ファッションの国、
などのキーワードと並んで、これも輝かしきイタリアの一部。
飛行機というと、アメリカとソ連ばかり思い浮かんじゃうけど、
黎明期から冷戦期くらいまで、ヨーロッパも本場なのですよね。
日本にいるとなかなか馴染みのない世界。
ところが、この博物館、イザ行こうとすると情報が少ないのです@@;
(今はぐぐるとイタリア航空軍事博物館までの行き方(2004年度版)ってページがひっかかりますね)
バスで行って言葉が通じずに難儀した、みたいな情報がひっかかったので、
レンタカーを使うことに。
ところが、住所調べても場所がどこだか分からず。
そこで、グーグルマップの航空写真使って、偵察。
ブラッチャーノ湖の南岸に、それっぽいハンガーを見付けて、そこを目指すことに(笑
というわけでごうごう。
もうすっかりゴキゲンな市内ドライブ。今度はカッシア街道を北上して、ローマ環状の外に出ます。
カッシア街道から、ブラッチェンセ街道に入るのですが、この入るタイミングが分からずに迷っちゃったり。
細い道に迷い込んだら、お馬さん達が。
向かってるブラッチャーノ湖は、ローマ市民にとっての保養地らしく。
軽井沢みたいなとこなのかな。
ひととおり迷った後ブラッチェンセ街道へ。
この道が、とてもキモチの良い道でした。
草原と丘陵の中、灌木に囲まれて、目の前にずっと先まで続いてる道。
他車も走ってなくて、なんとフリーダムなドライブ。
そんなかんじでブラッチャーノ着。
街の中心地っぽいロータリーのとこにあったトラットリアでごはん。
ここのお姉さんがとても可愛いと、ようか大喜び('-'*
博物館への行き方聞いてみたら、親切に教えてくれました☆
あとは行くのみ。
結構わかりにくいところに入り口がが。お姉さんに感謝。
ゲートで止められて、パスポートを提示します。
入場料自体は無料。いいですね(〃▽〃)
ゲートにいる軍人さんは、親切ななかにもひきしまった、とても素敵な応対。
いかなイタリアの方とはいえ、軍人さんは規律正しいのですね(笑
でも、入る際に、
"Good luck, boys!"
お兄ちゃん、僕たち多分年上だよ(・・
車を止めていよいよ到着。
野ざらしになってるジェット機達。
スターファイター以外にぱっとわからないあたり、
いきなり一筋縄でいかない感が漂います。わくわく。