サイパン4泊

コーラルブルーの海、白い砂、椰子の木、熱帯魚と泳ぐダイビング、ビーチレジャー、 バリ風のリラクゼーション、南国ご飯、そしてゆったりと流れる時間。 じゅるり。 「絵に描いたような海外マリンリゾート」を経験したいなぁと思い立ち、 この夏のバカンス計画。 海が綺麗で近いところ、ということでサイパンが浮上。 ハワイも候補として迷ったけれども、 仕事の合間スケジュールに、すぐ行って帰れるところ、 そして一度は行かねばなるまい、ということでサイパンへ。 玉砕の島やB29基地のイメージが強いサイパンですが、 戦後日本人向けの南国リゾートとなり、 そしてバブル崩壊後はちょっとカオスな場所になってるとか。 残念ながら飛行機の空きがなくて、1日目の深夜について4日目の早朝に出発という、 実質二日日程ながら、南国満喫してきました。 ハイアットリージェンシー・サイパン 2日目早朝、ホテルの窓から海を臨みます。 ホテルはハイアットリージェンシー。 一番設備の良いホテルとのことで、辺境の島にも関わらず、何不自由ない贅沢ステイ。 お客さんは日本人がメイン。フロントでは日本語は通じないのですが、 ツアーデスクもマリンアクティビティのデスクも日本人だったりで、 海外なんだけど海外じゃないような、それくらいの気分。 初日午前は生憎の雨。ちょっと途方にくれつつ、まずは軽くマイクロビーチを散歩。 サイパンの猫 昼食のビュッフェにいた猫。 レンズを向けたら、わざわざベストポジションに移動してくれて、カメラ目線。 午後からレンタカーを借りてラスト・コマンドポストへ。 島の北端に近いのだけど、ハイアットのあるガラパンからだとほぼ一本道を20分ほど。 中部太平洋戦没者の碑 ラスト・コマンドポストそばの慰霊碑には新しそうな花が捧げられてました。 時期柄、慰霊祭があったのかも。 影鈴も持ってきたお水を注いでお参りしたのですが、注いだ瞬間、 なにかやるべきことができてホッとしたような、不思議な感慨が走りました。 ラスト・コマンドポストの95式軽戦車 ここらへんは旧日本軍の最後の司令地跡ということになっていて (実際はさらに奥地まで抗戦が続いたとのこと)、 島内から集められてきた旧軍の砲と95式が観光用に展示されてたり。 観光用に手が入ったものながらも、ジャングルの中の兵器群は往時を偲ばせます。 マリアナリゾート前の海岸 島の北よりにあるマリアナリゾートのビーチ。 ちょっと晴れ間が出て、まだ完璧でないながらも夢に見た南国の海の色! ゴツゴツしてて泳ぐにはあまり適してないけど、その分人影がまばら。 折角なので南国ロケ撮を・・・(プルプルした衣装を取り出しながら) 雲が迫る ・・と準備してる間にもどんどん迫る雲。天気は結構コロコロ変わります。 台風15号の尻尾がまだかかってるとのことで、雲が多め。 晴れ間を拾いながらの撮影後、マリアナリゾート内のマンディ・アジアン・スパへ。 潮騒の中の南国スパ。 スパはまぁそんなものかなって感じだったけど、マッサージが絶品。 あと、「図書室」の空気が謎レベルに気持ち良く。 マンディスパは定番スポットながらこの「図書室」はスルーされることが多いと思われるので、 めっさプッシュしておきます。おススメ。 そういえば、マッサージしてもらうと、次のマッサージが半額になる券をもらえました。お得。 アメリカご飯 2日目の夜はガラパン地区でアメリカごはん。 ハイアットあたりは日本のリゾートホテルな雰囲気なのだけど、 ガラパンにでると一転カオスな感じに。 英語と日本語と中国語と韓国語が飛び交う謎の文化圏。 雑貨や飲物はホテルで揃いますが、街の方がちょっとだけ物価は安め。 といっても観光地値段なのと、怪しい呼び込みが多くて煩いのとで、 リゾート気分優先なら無理に街で安さを求める必要はないかも。 ホテルといえど日本に較べれば割安。 夜のハイアットリージェンシー・サイパン 夜は真っ暗に。 いざダイビングへ 3日目午前は旅のメインメニュー、体験ダイビングへ。 SDRさんの体験ダイビングメニューのお世話になりました。 とても安心できるインストラクターさんで、ゆったりダイビング。 ポイントは南端のラウラウビーチ。 ここに来るまでの道が超ジャングル道でちょっとした冒険。 ラウラウビーチ ラウラウビーチは湾になっていて、流れも波もとっても穏やか。 気温は日本より暑くないくらいなのに、水温は心地よい暖かさ。 ダイビング用に海中ロープが張ってあるのでまずはそこをつたって潜っていき、 底についたところで、その後は泳いでポイントへ向かいます。 ダイビング:ラウラウビーチのアナゴ 熱帯魚いっぱいの海ですが、水底にはいろいろ変り種も。 このアナゴのほか、ちっちゃなカレイやトラギス、ヒモみたいなヒトデ、 おっきなヤドカリやカニなどがいっぱい。 ダイビング:ラウラウビーチのアジ玉 ラウラウの名物らしいアジの群れ。遠くからみるとまるで鯨のようなフォルム。 ダイビング:ラウラウビーチ ロープポイントの後、岩場まではゴロ田と呼ばれる、平坦なポイントが続きます。 あまり代わり映えしない景色ながらそれでも一面のサンゴと生き物達。 ダイビング:ラウラウビーチ だいぶ深くまで潜ってきました。 透き通った海を見回しても自分の周りに何もない空間が広がっていて、 その中を自在に泳ぐのはとても気持ちよく。 特に上昇と下降の感覚はやみつきになりそう。 Cカード取りたいな、、という気にだいぶさせられました。 これでも台風のせいで透明度は本調子でないらしく、是非リベンジしたいところ。 マニャガハ島のビーチ 午前中のダイビングを終え、午後はこれまた定番のマニャガハ島へ。 何を迷ったか移動手段にバナナボートを選んでしまったのですが、 正直死ぬほど怖かった;▽; 陸地はるか離れた沖合いで、台風のおこしたビッグウェーブの横波をあびつつ。 モータボートのお兄さんが絶妙の波読みをして安全を確保しつつ、 超スリルのサービスをしてくれてるのは分かるのですが、 一歩間違えれば手を滑って離してしまいそうで、ガクガク。 島についた後、しばらく呆けてましたw 砂が白くて細かくてふかふか。水は透き通っていて暖かく、 このビーチは確かに今まで行った中でベスト。 白い砂にコーラルブルー。この色!この色が見たかったのです。 シュノーケルで覗いてみると、ヒザがつくくらいのところでも、 もう魚が泳いでいたり。 島からの帰りは今度は恐怖のモーターボートw ライフジャケット着ようとしたら「着ないでいいよ」と止められたのですが、 案の定しっかりつかまってないと海に落ちそうなアトラクション。 絶妙の波読みが見れました。 アグライア:ココナッツのおさしみ 三日目の夕飯はガラパンのアグライアというお店。 日本人による創作サイパン料理。どれも美味しく。 ココナッツのおさしみが、意外にもとてもおさしみ。 夕食後は再びマンディスパへお邪魔してマッサージ。すっかりやみつきに。 宿にもどって仮眠すると、もう帰りの飛行機の時間。 日本人観光客をつめこんだ大型観光バスで空港へ。 リゾートホテルでもダイビングポイントでもスパでも お客さんは日本人メインだったのですが、 空港につくと、中国からのお客さんが圧倒的に多く。 中国向けの観光ホテルとかが別の場所にあったりするのかも。 というわけであっという間の南国体験でしたが、 夢見てたことはだいぶ実現。また行くのが楽しみです。 だいぶ勝手分かったので次はCカードとりに行こう・・!