【イタリア旅行9/9:イタリア航空軍事博物館】-ii- 空の芸術品たち
博物館の前庭はそのままブラッチャーノ湖。
寄せては返すさざ波の音。
昔は戦いの空にあった機体達も、今は静かでゆっくりとした時間が包んでいるのですね。
館内に入ると・・・あぁ、思った通りのステキな空間。
木と布で出来た、手作りで試行錯誤の空飛ぶ機械達。
実は、それまでちょっぴり飛行機乗るのって苦手だったのだけど(*ノノ、
ここでこのコ達見て、あぁ、わりと何やっても飛ぶんだなって思ったら、
ボーイングの重爆崩れに乗るのなど、全然怖くなくなりました(笑
(でも、その後シアトルの工場でB787のうっすーい耐殻見たらまた怖くなったかも・。・)
ちなみに、左端にちょこっと見えてるのはフライヤー(レプリカ)。
元祖争いしてるかなと思ってたら、欧州でもきちんと敬意を払われてるのですね。
そして中央右奥は、なんともな存在感のカプロニ重爆。
翼と翼の間で、おじさんがまったり修繕してました。
宮崎駿「紅の豚」にも出てきてた、ハンザ・ブランデンブルク飛行艇(〃▽〃)
オーストリア海軍航空隊の機体。なんともまにわっく。
スキなシーンだったので、このコ見たかったのですよ。収穫収穫。
まるで楽器のような、木製の質感。
(2008/9/23追記:がーん!これ久々に見返したらハンザ・ブランデンブルクじゃなくてローナー飛行艇ですね。記憶違い恐縮です(*ノノ)
ハンガーとハンガーの間の通路に、イタリア空軍の歴代制服達がずらり。
これがまたずっとオシャレなのですよ・・(笑 君たち闘う気ないでしょ('◇'*)
なんともイタリア。とはいえ軍隊的にはこれは正しいのかも。
というわけで、自衛隊の制服なら、思いっきり萌えを追求するのが安価な抑止力('-'*
次のハンガーは戦間期の機体たち。
わはは、なんとも宮崎駿が好きそうな、けったいな形のサヴォイア重爆。
豚の最後でも、これの変形版が出てましたね(笑
なぜか模型がずらりと大編隊。
なんでも、この空中艦隊がアメリカを訪問したのだとか。
飛んでいったのだとしたら、すごい航続力。
またまた豚でおなじみ、緋色のシュナイダーレーサー達。
今見ても洗練された、綺麗なデザイン。
イタリア語はよめないけど、どのシーンだか想像つきますね(笑