道中は不安だったけれども、ついてみればあっけなくティボリ着☆ パーキングメータを探して駐車。 イタリアのパーキングメータは、近くに券売機があって、 そこに止めたい時間分のコインを入れると、有効時間の印字された紙が出てくるのです。 その紙をフロントガラスのとこに置いておく、という仕組み。
さて、ティボリの中心部っぽいところについたはよいけれど、 目的地であるエステ壮がどこだかさっぱり@@; 世界遺産だから、そこらへんの人は知ってるだろうと思ったのだけど、 ローマと違ってここは田舎。英語がぜんぜん通じません><
”ぼんじょ〜るの〜(⌒▽⌒)ノすく〜し?(こんにちわ〜ちょっといいですか?)” ”ぼんじょるの〜ぷれ〜ご(どうぞ〜)” ”・・・Execuse me, may I ask・・・・” ”( ゜Д゜)?” (う_と)
とりあえずの腹ごしらえにBARにはいってごはん。 どうみても英語絶望そうな、店の主人ぽいカエサル禿のおっちゃんに だめもとで、 ”Execuse me, may I ask・・・・” ”いぇっさ〜?”
おお神よ。
エステ壮どこー?って聞いたら、親切に教えてくれて、実は殆どそのお店の裏でした(笑 ”Villa d'Este”は、 ”ヴぃら・どぅぇすて”と発音したら通じず@@。 ”ヴぃっっらで〜すて”これならOK。
幾多の苦難をのりこえてついに辿りつきました☆ 世界遺産なのに、全然目立たない入り口。これは見つからないわ〜
ローマ風に、アトリウム(四角い中庭)を構えるエステ壮。 この中庭にはリストの彫像も飾ってありました。 目的地について大喜びようか。 付き合い長いのに、こんなに嬉しさを表にだしたようかは初めてですょ。
説明が遅れちゃいましたが、 ローマからわざわざ車を走らせてやってきたここはどういうトコロか簡単に。
エステ荘は、16世紀にエステ家出身のイッポリト二世によって着工された別荘。 ここのウリは、なんといっても、庭園。 貴族趣味を凝らしたユニークな噴水を多数擁するのですよ。 この噴水に霊感を得たリストが作ったのが、 ”巡礼の年”に収められている”エステ荘の噴水”。 その水の表現は、ラヴェルやドビュッシーの、同様の題材の作品にも大きな影響を与えているのですよ。 そう、技巧派萌えぴあにすとのようかにとってここは聖地巡礼。
別荘から庭園を見下ろします。 なるほど、ポンプのなかった昔なので、高低差を利用して噴水を配置してるのですね。
別荘の中。 前日のバチカン美術館の回廊の一角を彷彿させる、豪奢な装飾。 あの回廊はエステ家ゆかりだったのかな? 別荘の中には、現在の当主(?)の手による、 謎な現代芸術がいくつか展示してありました(笑
庭園の散策を開始です。 強い日差しで、暑い日でしたけど、 木陰や噴水のそばはとても涼しい〜
あちこちから聞こえてくる噴水の音に囲まれながら、木々の間を抜けてお散歩。 なかなか贅沢な場所。
せっかくなので、パチリ(*ノノ 庭園の散策は、始まったばかり。 | |